日本の香りを楽しむ〜〜
ふっと香る日本の香り
日本が世界に誇る香りの文化は・・「香道」です。
6世紀頃「香木」が日本に伝来したと言われています。
「日本書記」の中 に、流れ着いた流木で漁師が
焚き火をして、なんともいわれぬよい香りがして驚き、
朝廷に献上したと言う話があるそうです。
この時の香木は「沈香」だったようで、
この沈香の最上のものが「伽羅」で す。
今話題のシルクロードをとおり「麝香」「白檀」「乳香」「没薬」「丁字」
などが、日本に運び込まれたようですね。
あたりに薫りを漂わす「空薫」
衣装に薫りをうつす「薫衣」、
「匂い袋」を身に付けたり・・・
平安文学の代表作「源氏物語」の中には、女人達がそれぞれ独自の香りを
競い合う「香あわせ」も楽しまれ、そし て室町時代に入ると、
それまでの趣としての「香」が、
「茶道」の広まりと共 に「香道」という芸道のものとなりました。
「香道」では、香りを「嗅ぐ」ではなく「聞く」と言い、
この「香りを聞く」が日本独特の文化で、
奥の深い世界だと言うことを表しているように思えます。
まずは〜〜におい袋の楽しみ楽しみからはじめませんか〜〜
日本の香りを、着物ある生活に取り入れて
色々な楽しみを発見してください〜〜。